書評

【書評】システムトレードトレード基本と原則を読んでの感想

システムトレード基本と原則

価格:単行本5,184円」「Kindle3,420円
ページ数:534ページ

システムトレードというタイトルですが、私がタイトルをつけるなら、「トレードするなら読んどかないと10年損する本」です。

大げさかもしれませんが、それほどトレードをする方であれば読んでおいたほうが良い本だと思います。

注意点としては、序文にて

●あなたが新しい仕掛けか損切りの逆指値、あるいは手仕舞いのテクニックを探しているのなら、この本はあなた向きではない。

とあるように具体的な手法などが書かれた本ではありません。

ですが、勝てるといわれている手法が書かれているものより、遥かに価値の高い(少なくとも私はそう感じた)ことが書かれています。

私がもっているFX関連の本では一番アンダーラインを多く引いたものになり、何度も読みたいバイブル的な本になっています。

どんなときに読みたい本?

まったくFXの知識がない状態で読むと何が何だかわからず途中で読むのを辞めてしまう思います。

多少FXを経験した状態で(1年未満)、何度も失敗を繰り返し、にっちもさっちもいかなくなり、「俺って才能ないのかな・・もうやめたほうがいいのかな・・」と追い詰められているときに読むと得るものが大きいでしょう。

読んで迷うこともあるでしょうが、得るものはそれ以上に多いはずです。

読んでいて特に目が止まったところ

●今後、あなたはトレーディングで成功したいという金から、「生き残り」たいという考えに変わらなければならない。

●トレーディングでの成功とは上手にリスク管理を行って、生き残ることなのだ。

●トレーディングは期待値をあげる機会だけを求めて行うべきだ。

●私にとって最も大切なことは現実的な期待値、堅牢な資金管理システム、自分の時間枠にふさわしいトレード計画を持つことだ。

この言葉がとくに印象に残ってる・・・というわけではなかったんですが、いまパラパラっと見ていて目に止まったのはこれらの言葉でした。

おそらくトレーディングでの成功はこれらの言葉が全といっても過言ではないと思います。

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資金管理にてトレードリスクを低くし、成功するまで長く戦えるようにする。その間に期待値のあるルールを作るために検証をし続け、努力の結果完成したなら、そのルールを使う機会が訪れるまで待ち、きたらトレードをする。

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こういうことですね。

トレードをあきらめる切っ掛けになる可能性もあり

本、ネット、CMなどでは、トレードは誰でもできて簡単という風潮があるので、そういったものを見てトレードを始めた方だと、この本に書かれている現実を知ることでその厳しさに叩きのめされるかもしれません。

自分にトレードで収益をあげることは無理だと思う方もいるでしょう。

ですがトレードで収益を上げ続けることができている10%の人たちは、そういったことをしている人たちということです。

残念?ながらどの世界でも成功までたどり着くには、それ相応の努力は必要ということですね。

久しぶりに読んでみて

やはりこの本は良いです。改めて気づくことも多いです。

もし、いますでにトレーディングをしているにも関わらず、思ったような結果を得られていない状況で、まだこの本を読んでいないなら、一度トレードを停止して、この本を手にしてみると良いでしょう。

読むことでなにかしら好転する切っ掛けが見つかるはずです。

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